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2010年4月11日 (日)

響き

チィ~~~~~ン

シャバアーサナの終わりにティンシャを鳴らす。

この音の響きがとてもきれいで

軽くて清らかで、やさしい。

好きです。

私がレッスンを受けに行く先で

何度もこの音を聞いた。

そして江坂のスタジオにはこのティンシャがある。

初めてのレッスンでは、なんとなく自分にはまだ

触れられないもののような気がして使わなかった。

使えなかった。

でも、2回目3回目になると、やっぱりあの音を響かせたくなってきた。

初めてその音を鳴らした時は、

ワクワクして嬉しくて、ただ3回その音を響かせた。

それから毎回、ティンシャを使っている。

それが、段々難しくなってくるから面白い。

丸い鐘が皮ひもで2つ繋がっている。Cocolog_oekaki_2010_04_12_06_36

私はその皮ひもの部分を持って、鐘を打ち合わせる。

きれいな音を、

きれいな響きを。

そう思えば思うほど、緊張する。

自分の姿勢を整えてみたり、

腕の開き具合を調節してみたり。

1つの音と次の音との間隔を意識すると

次の音へのタイミングを失ったりする。

かといって次の音を焦ると、ダブって2回音が響いてしまいそうになる。

今のワタシの心がこの音に繋がってしまう…

そんなことを思うと、ますますドキドキ。

他のヨガティーチャーはどんな風に鳴らしてるんだろう?

以前、レッスンの終わりの様子をこっそり眺めた。

うん、私と同じようにじっとそのティンシャを見つめて

私と同じように皮ひもを持って、そして音を。

やっぱり、見た目は何も違ってはいない。

そしてtry! try! try…

そして今日。

みんなのシャバアーサナを見ていたら嬉しくなってきて

私の顔もどことなく緩んできて

上手く鳴らそうという気持ちとは違った

いい音が届けばいいなという気持ち。

そんな今日の音は、大成功!とも思わないし

今までで1番だったとも思わない。

1つ1つの音に強弱があったようにも思う。

けれど、とても気持ちよかった。

ヨガのクラス、75分間。

何か見えない枠に囚われている様な時、

どうしても硬さがあって、まだまだ今にいられない。

そして不安だ。

少しくらい失敗してもいい、

やってみよう。

そう思えている時、そうしている時は、

なぜか楽しい。 そして今にいる気がする。

どうなるかわからないのになぜか不安じゃない。

そんな自分でいられた時、

ティンシャになんのこだわりもないbell

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コメント

emikoさん

気持ち込めてるというか
あの音に私の今の心が響いていく気がして
なんとなく鳴らせないぞ!って。

聞いている側にいる時は、私もemikoさんと同じよ~
いい音だな~とかね。
チベットの高僧が使う密教法具。
心もその場の空気も澄み渡る。
魔法の杖!いいね~

投稿: iri | 2010年4月12日 (月) 21時00分

あのティンシャの音には、いろんな気持ちが込められていたんですね
驚きです
そんなこと、想像さえしてませんでした

え〜、聴く方としては
「ハッ!」とさせられたり(寝てた?)
「にゃむ〜」となったり(気持ちいいぞ〜)
「もう〜?」となったり(まだまだしたい〜)
さらには、1回目と2回目の音の間に、また思考が崩れたりもしています
ごめんなさい〜

ともかくとして
あの、ぱちっと切り替わる感じ
魔法の杖みたいだなあと思いました

投稿: emiko | 2010年4月12日 (月) 20時03分

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