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2011年4月19日 (火)

指先

図書館の返却棚で目にした青木功さんの本。

パラパラめくって中を見ると、ゴルフ攻略本ではない。

幼少の頃のこと、ゴルフと出会った頃のこと、

奥さまとのことも書いてある。

わたしは以前、青木功さんをお見かけしたことがあって

その時の印象は今でも忘れないくらい輝いている。

日に焼けてツヤツヤしたお顔は始終にこやかで、

とにかくその笑顔を見ていると心が晴れるよう。

きっと素敵な方なんだろうと伝わる。

その時から、密かなファンだ。

結局、その本を借りることにして、そして全部読み終えた。

ゴルフのスコアがどうだとか、その類の文章は申し訳ないけれど流し読みさせてもらって。

本の中で、青木さんが手の爪をとても短く切るのだと書いてあった。

それは当時の話であって、今もそうなのかは分からないけれど。

爪は、その指先に力が加わるのを助ける働きをするのだけれど、青木さんはその爪をとにかく短く切って、指先まで感覚を鋭くしたいと思ったそうだ。

指先まで感覚を鋭くなどと考えたこともなかったけれど、

かく言う私も爪をとても短く切るのが好き。

爪の白い部分をバシバシ切る。

そこに女性らしさは見当たらない。

でも、私はコレが好き。

すっきりして気持ちいい。

年頃に、自分の爪が恥ずかしく思えたこともあったけど、すぐに立ち直った。

こんな爪なんだから仕方ない!もっと気持ちよく切るぞ!と。

青木さんの爪の話を読んでから(別に爪の話がメインな訳ではなく、ワタシがただ拾い上げただけ)…

ある朝、ゴミ箱にフワッと物を放り投げようとしたら、勢いでワタシの指先がゴミ箱の端をかすった。

その前日に切ったばかりの私の爪の先の皮膚に当たった。

その感覚はとっても鋭かった。敏感だった。

しばらく爪に隠れて守られていた皮膚のやわらかさや弱々しさを一瞬で感じ取ったような感覚。生々しい指先。刺激。その内にある骨も感じるくらい。

その一瞬で、青木さんの爪の話を思い出した。

わぁ。

なんだかニヤけた。

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