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2012年5月27日 (日)

ステージ2

先日、真夜中過ぎに大阪の街を走りました。

真夜中のランニング。

走りたかったわけではなく、それはどうしても走る必要があって走ったというだけの話なのですが、すごく面白い体験でした。

友達が自転車にワタシの荷物を全部乗せてくれたので、とっても身軽です。

でも、走る予定などなかったから、靴はペタンコのバレエシューズみたいなもので、アスファルトの刺激が直接伝わる。

始め、友達はワタシの横に並ぶように自転車を漕いで、走るワタシとしゃべりながら進む。

どれくらい走れるか分からないけど、行ってみよう!

普段自転車に乗ると30分程かかるらしい距離を、さてどれだけ走り続けられるのか。

日頃からランニングしているわけではないし…

走り始めてすぐは、妙に足が軽くて、驚くほど平気だった。

そして、軽い気持ちはどんどん真剣に黙々と走ることに変化していった。

友達もそんなワタシのマネージャーになったように、先を誘導した。

途中で、後はどれくらいなのかと友達に聞いたら、まだ半分もいっていないという衝撃的な言葉が返ってきて、一瞬走るのを諦めようかと思ったけど、そんなワタシを察した友達は、いやぁ…もう半分はいったかも!みたいなことを言う。

あと半分以上あるにしても、もう少し走ろう…

全身が熱くなってきて、寒くて羽織っていた上着を友達に預ける。(走りながら)

ますます選手になったような気分。

不思議なくらいカラダもココロも軽くて、まだまだ走れる!走りたい!と思っている。けれど、足周りが地面の衝撃をもろに受けているのは感覚として確実に伝わっている。

同時に、右膝の内側が痛む。

これは、ヨガをしている時も、たまに気になる部分で…だから、気になる部分の痛みには少し慎重になる。怖い、不安。

体を感じながら、自分の心があれこれ動く。

走るのをやめるタイミングについて考えるワタシ。

やめると言いたくないワタシとやめると言いたいワタシの共存。

すごいねーーと言われたいのかもしれないワタシ。

走っても走っても、なぜか体が軽い。それなのに、膝だけが怖い。この痛みがなければ、もっともっといけるのに。

自分を痛めつけたくない…やさしく…そんな気持ちを持ちながら走る私は、まるでヨガをしている。

ただ、黙々と友達の自転車を追う。

これって…クリパルのステージ2だよ!と妙にワクワクする。

友達がティーチャーで、ワタシは生徒。

友達は、ワタシを思ってか、ほとんど声を掛けずに、前を行く。(後で聞いたら、そうしたほうがいいかな~と思ってと言っていた。)

もしも「大丈夫?」「もうやめたほうがいいんじゃない?」色々声を掛けられていたら、ワタシはどうだっただろう?走るワタシを思いながら、ヨガクラスをいろんな言葉でリードする自分を思い出す。

ここでは、無言のリードが明らかにワタシを集中させた。

だからこそ、ワタシは自分の中を感じていられた。走っていられた。

強い感覚、膝の痛みをただ感じながら、変化していく体を感じ続けていた。

うるさい頭の中が静まって、ただ内を感じている。

そしたら、ある時、膝の内側から何か液体が流れ出すような怖い冷たい感覚を感じた。(現実には液体など出ていませんが)

危ない。やめないと。

何の迷いもなく走る速度を緩めた。

「膝が痛くなってきた。怖いからやめる~」

走るのを止めて、そう言った自分を密かにいいなと思った。

この長い短い時間を振り返りながら、お互いどんなことを思っていたのか笑いながら話して、残りの5分を一緒に歩いた。

友達はワタシに何度もすごいねと言ってくれた。

ワタシも無言のリードの凄さを伝えた。

この後のワタシはと言うと本当に大変だったのですが、不思議と膝はなんともなくてね…。

後日、友達が言った、

あの時を思い出したら、なんでも出来る!って思えるんだと。

走ってみようかな…から始まって、あんなに走れるなんて…と。

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